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ルイ・ヴィトン製造番号完全ガイド!真贋判定&高価買取のコツ

ルイ・ヴィトンを手に入れたとき、「これって本物?」「売るとしたらいくらになる?」そんな疑問が浮かぶことはありませんか?

そんな時に役立つのが“製造番号”です。

この記事では、製造番号(シリアルナンバー)にまつわる知識を、真贋判定の観点からだけでなく、査定や売却の際にも役立つ形で解説します。

2021年以降の新仕様であるICチップについても丁寧にカバーし、不安なくヴィトンと向き合えるような情報をまとめました。

これからヴィトン製品を「買う」「売る」どちらの方にもきっと役立つ内容です。ぜひ最後までチェックしてみてください。

ルイ・ヴィトンの製造番号とは?まず知っておきたい基本

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の製造番号とは、ブランドの製品に刻まれる英数字のコードで、どこで・いつ作られたかを知るための手がかりになります。

1980年代から導入されたこの番号は、バッグや財布などのアイテムに控えめに刻印されており、真贋判定や買取価格にも影響を与える重要なポイントとなります。

製造番号で分かる情報とは?(製造国・年代など)

製造番号に刻まれた情報からは、製造国と製造時期が判別できます。

アルファベット2文字で工場(国)コードを示し、続く数字で製造年や製造月(週)が分かります​。

たとえば「SP1909」という刻印であれば、SPはフランス工場99(2・4桁目)は1999年、10(1・3桁目)は10月を表し、1999年10月製造と読み解けます。

同じ「SP1909」の刻印は、工場と年・月が同じなら別モデルでも共通となります。

製造番号と型番(Mコード)の違いを理解しよう

製造番号としばしば混同されるのが型番(Mコード)です。

型番は「M40155」などMやNで始まる英数字で構成され、製品モデルを示す固有コードです​。

型番は主に公式オンラインショップの製品説明などで表示され、バッグ本体には刻印されません​。

一方、製造番号(シリアルナンバー)はバッグや財布の内側に刻まれ、先述のとおり製造工場や時期を示すものです​。

たとえば「M40155」は製品モデル(ネヴァーフルPMなど)を表す型番であり、本物ルイ・ヴィトンのどのアイテムにも付与されるわけではありません

製造番号の場所はどこ?モデル別の確認方法

ルイ・ヴィトンの製品における製造番号は、モデルや製造時期によって異なる場所に刻印されています。

このセクションでは、バッグ、財布、小物類、スーツケースなど各モデルごとに、製造番号がどこにあるかを具体的にご紹介します。

バッグ・財布

バッグや財布には、ブランドや製造元を示す刻印やタグが必ずといってよいほど存在します。

これらは主に内側のタグ、ファスナーポケットの奥、メイン収納の内張り付近など、外からは見えにくい場所に設けられています。

ブランドによってはシリアルナンバーやロゴマーク、製造国の表示などが組み合わされており、真正性を判断する手がかりになります。

特にハイブランドの財布では、カードポケットの裏や仕切りの奥といった目立たない場所に、エンボス加工や箔押しでブランドロゴや製造情報が記されていることが多く、購入時には見落としがちです。

革の質感に溶け込むような刻印であるため、光の角度によってようやく視認できるケースもあります。鑑定の際は、タグの縫製状態やフォントの形状など、細部までチェックすることが重要です。

小物(キーケース・カードケース)

キーケースやカードケースといった小型の革小物にも、ブランドの刻印が見られます。これらは主に縫い目の裏側や、開かないと見えない内張りの奥などに配置されており、手に取っただけでは気づきにくい場合もあります。

特に裏地の布やスエードのような柔らかい素材に刻印がなされている場合は、印字が薄くなっていたり、見えづらくなっていることがあります。

また、金具が付いているモデルでは、金属部に小さくロゴが刻まれていることもあり、真贋判定の際の重要なポイントになります。

ブランドによっては製造時期や工場を示すコードが入っているケースもあるため、こうした刻印の確認は非常に有効です。

小物類は手に取って使う機会が多いため、擦れや経年変化で印字が劣化してしまうこともありますが、それでも痕跡を辿ることで判断材料になります。

スーツケース・大型バッグ

スーツケースや大型のトラベルバッグでは、内装に設けられた固定用バンドや、ジッパー付近のライニングの裏、さらにはハンドルの付け根など、比較的見つけやすい場所に刻印が施されていることが多いです。

これらの製品は収納容量が大きく、内装のスペースも広いため、タグや刻印のサイズもやや大きめである場合があります。

特にハイエンドモデルでは、シリアルナンバーや製造年、ロット番号が記されたステッチ付きタグが付属していることがあり、付属品とともに保管しておくことが重要です。

モデルによってはハンドルの裏面や、キャリーバーの根本部分にブランドロゴが刻まれているものもあります。

これらは日常使用ではあまり目につかない箇所であるため、査定や買取の際に見落とされがちですが、確かな証明要素となります。

アクセサリー・金具類

キーリングやバッグチャームの金具部分、ベルトのバックル裏面 などにも刻印があるモデルがあります​。

例えばバッグの場合、内側ポケットのふちに縫い付けられたタグ裏に数字と英字が刻まれていることがあります​。

刻印は革や布地に押し込まれているため最初は見えづらいですが、丁寧に探すと見つかります。

 

  • おたからや査定員のコメント

 

下舘

バッグ内の刻印位置は多岐にわたるため、ポケットやタグの裏、ファスナー近くまでくまなくチェックすることが大切です。
あせらず焦点を絞って探しましょう。

製造番号の読み方|年代ごとのフォーマット変遷

ルイヴィトン

ルイ・ヴィトンの製造番号は、年代によって表記の形式が異なります。製造番号を読み解くことで、どの年代にどの国で製造されたのかをある程度特定することが可能です。ここでは時代ごとのフォーマットの違いを詳しく解説します。

1980年代:数字のみ(初期スタイル)

数字のみの3桁で刻印されます。左から2桁が製造年(西暦下2桁)、3桁目が製造月を表します​。

例えば「832」の場合、左から「83」=1983年、「2」=2月で、1983年2月製造となります。

1990〜2006年:アルファベット2桁+数字4桁(月ベース)

1985年以降は製造国コードとしてアルファベット2文字が先頭に加わり、1989年以降は常に先頭に配置されるようになりました。

1990年以降はさらに数字が4桁になり、前から1桁目・3桁目が製造月、2桁目・4桁目が製造年を示します。

たとえば「SP1909」では、「SP」がフランス工場、2・4桁目「9・9」が製造年の1999年、1・3桁目「1・0」が製造月の10月で、1999年10月製造となります。

2007〜2020年:アルファベット2桁+数字4桁(週ベース)

2007年から数字の意味が月から週に変わります。

アルファベット2文字は引き続き工場を示し、1桁目・3桁目が製造週、2桁目・4桁目が製造年を表します。

例えば「MB1017」の場合、「MB」はフランス工場、数字「1017」は左から第11週(1桁目・3桁目)と2007年(2桁目・4桁目)を示します。

つまり2007年第11週(おおむね3月中旬)製造です。

2021年以降はICチップ式へ|製造番号廃止の背景

近年、ルイ・ヴィトンでは従来の刻印による製造番号から、ICチップを用いた製品管理方式に移行し始めています。

これにより一部のモデルでは、従来の製造番号が見られない場合があります。ここではその背景と注意点について詳しく見ていきます。

なぜICチップに切り替わった?理由と狙い

ICチップ導入の主な理由は偽造防止と製品の追跡管理にあると考えられます​。

チップによって個体識別情報を埋め込み、ブランド価値を守る狙いです​。

ただし注意点として、チップそのものが偽物製造対策に万能というわけではありません​。

実際にチップ付きコピー製品も確認されており、ICチップの有無だけで真贋を判断するのは危険です​。

あくまで正規品ではこれまでの刻印に代わる新仕様と捉えましょう。

製造番号が無い=偽物ではない?正しい判断のしかた

製造番号が刻印されていないからといって偽物とは限りません。

特に2020年以降に製造されたモデルでは、そもそも刻印が存在しないものが増えています。

仮に古い製品で刻印が見当たらない場合でも、刻印がすり減って読めないか、最初から刻印漏れだった可能性があります​。

まずは、内ポケットの隅や縫い目裏など、思い込みやすい場所を再度確認しましょう。

また、製品タグにある「Made in ○○」表記と製造番号を照らし合わせて製造国をチェックすることも重要です。

刻印のアルファベット2文字で国が分かるので、タグの国名表記(例:Made in Spain)と一致していれば整合性が取れています。

矛盾があれば偽物の可能性が高まるため要注意です。

ICチップモデルの真贋はどう確認する?

ICチップ内蔵モデルでは、スマートフォンのNFCリーダーアプリでチップ反応を確認できます​。

専用アプリを利用しバッグの内側にかざすと、ICチップの有無を検知できます。とはいえ、チップ反応があっても製造年や工場情報は読み取れません​。

最終的な真贋判断には従来通り外観チェックが欠かせません。

刻印がない場合も、ブランドロゴ刻印やステッチ(縫製)、素材の質感など他のポイントを総合的に確認しましょう。

ロゴの「O」の形や文字の刻印の位置、ステッチの丁寧さなどは本物であれば一定の基準があります。

製造番号からわかる真贋のポイント

ルイヴィトン

製造番号は、ルイ・ヴィトン製品の真贋を見極める大きな手がかりになります。

このセクションでは、正しい番号の読み方に加えて、フォントの違いや刻印の位置など、偽物との見分け方について詳しくご紹介します。

製造国の一致チェック

刻印の頭2文字で工場国が判明します​。たとえば「CA」「GI」はスペイン、「BC」「FO」はイタリアを表します​。

バッグの「Made in ○○」表記と照合し、刻印の国コードと一致しているか確認しましょう。

刻印の字体・位置チェック

刻印の深さやフォントの整い方に注意します。本物の刻印は枠のライン内に綺麗に収まり、文字の太さ・間隔が均一です​。

偽物では刻印が枠からはみ出したり、文字が斜めにズレたり、Oの形状がいびつだったりと違和感があります​。刻印の「押し」加減にもムラがないかを見ると良いでしょう。

刻印が消えた・ない場合の対処

古いアイテムで刻印が擦れて見えない場合やICチップモデルでは、別の情報源で真贋確認します。

ICチップ品ならアプリで読み取り(反応の有無)を試し、製造国や素材、ロゴ刻印やステッチなど他の特徴と照らし合わせて判断します​。不安が残るときはプロの鑑定を仰ぐのが安心です。

 

  • おたからや査定員のコメント

 

下舘

本物の刻印は深さも均一で文字が枠内に収まっており、フォントも決まっています。
疑わしい刻印は特に印字のズレや文字のつぶれをチェックしましょう​。

買取査定で気になる!製造番号の有無と価格の関係

製造番号の有無が買取価格にどのような影響を与えるのか、またICチップ式になったことで査定時にどのように評価されるのかなど、買取を検討している方が気になるポイントを解説します。

製造番号がある・ないで査定額は変わる?

製造番号そのものが査定額を大きく左右することはありませんが、真贋チェックのポイントとして重要視されます。

番号があれば製造年・製造国が分かるため、同じモデルでも年式によって相場が変わる場合に参考になります。逆に番号が無くても、それが刻印廃止仕様や消えたものなら特段減額要因にはなりません。

査定では製品状態や人気モデルかどうか、付属品の有無などが最優先されるため、番号の有無に過度にこだわらなくてもOKです。特にICチップ搭載モデルは新しい正規品仕様なので、刻印がなくても通常通りの価値がつきます。

ICチップ搭載モデルでも安心して売れる理由

ICチップ搭載モデルはルイ・ヴィトン公式の最新仕様であり、正規品であれば何ら問題なく売れます。むしろチップが内蔵されていることで、スマホで反応を確認できる安心感があります。

多くの査定員は「チップ反応がある=公式品の証拠」として捉えていますので、ICチップモデルでも査定上不利になることは基本的にありません。

ただしチップがあっても製造年は分からないため、年式で評価を分ける場合はモデルのリリース年など他の情報で判断します​。

真贋に不安なときは?プロの無料査定を活用しよう

製造番号やICチップだけで判断できない場合は、信頼できるプロの査定サービスを利用するのがお勧めです。

大手買取店・質屋では無料で簡易査定を実施しており、専門知識を持つ鑑定士が製造番号以外の細かな特徴まで見てくれます。

オンライン査定や店頭持込で写真を送れば、ブランド真贋のプロにすぐ相談できます。不安なときは一人で悩まず、査定員に製造番号が無い旨やICチップの有無を伝え、総合的に判断してもらいましょう。

まとめ|ヴィトン製品の価値を守るために、製造番号の理解を

ルイ・ヴィトン製品の製造番号(シリアルナンバー)を理解することで、真贋判定や適正な買取査定につながります。

製造番号を読み解けば製造時期と製造国が把握でき、相場感やモデルの希少性を把握する材料になりますし、知識があれば偽造への不安も減ります。

数字刻印が消えていたりそもそもICチップ式だったりしても、製造番号以外の要素(ロゴ刻印、縫製の精度、ICチップの有無など)で判断可能です​。

中古で購入する場合も、「製造番号(またはIC)」の確認を第一に行う習慣をつけましょう。手元にあるルイ・ヴィトンの価値や真贋に不安を感じたら、まずは製造番号やICチップの有無をチェックし、不明な点は専門の無料査定を活用して安心・安全な売買を心がけてください。

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